「建築界のノーベル賞」といわれる米国プリッカー賞の2024年受賞者に日本の建築家・山本理顕(りけん)さんが決まりました(主宰米ハイアット財団が3月5日発表)。代表作には、「横須賀美術館」(写真左)、「公立はこだて未来大学」、「横浜市立子安小学校」があります。海外では、チューリヒ空港の複合商業施設「THE CIRCLE」や韓国の集合住宅なども手がけています。
富沢印刷株式会社の荒川本社(写真右)・T-SOKOを設計した建築家の富沢真二郎さん(常務取締役 岡本純子の弟)は2001~2007年の6年間、山本理顕設計工場に勤務していました。その後に独立し、現在は株式会社TITの代表として活躍しています。
また、この荒川本社の構造設計を担当した佐藤淳さんは現在、東京大学准教授として数年後に打ち上げる月面基地の構造設計を手がけており、未来のプリッカー賞候補かもしれません。
別世界のようで意外と身近なニュースです。
もっと知りたい!
- プリッカー賞 について
https://www.pritzkerprize.com/ - 山本理顕さん/山本理顕設計工場 について
https://www.riken-yamamoto.co.jp/ - 富沢真二郎さん/株式会社TIT について
http://titaa.jp/ - 佐藤淳先生/東京大学 大学院新領域創成科学研究科 社会文化環境学専攻空間環境学講座 准教授 について
https://junsato.k.u-tokyo.ac.jp/