PRINTING
高精細印刷
印刷業界に来たばかりで専門知識が全くない!という方のために
業界のマニアックな知識を紹介していく「印刷マニアック」。
月1ペースで更新中です。
紙の目とは?皆さま、印刷用紙には「紙の目 」があるのはご存知ですよね。紙を漉く(すく)ときに生じる縦方向、製造過程で紙が流れていく方向のすき目のことで、紙の繊維の方向であり、「流れ目」ともいいます。紙の流れ目縦目の紙また、紙の長辺が流れ目に平行の紙を「縦目」の紙とい
日本人の心に深く根ざす藍色、それは単なる色を超え、「ジャパンブルー」として世界に知られる日本の文化と美意識の象徴です。この特別な色彩は、浮世絵師たちの筆によって、特に水の表現において類稀なる芸術性を開花させました。葛飾北斎と歌川広重という二大巨匠は、藍色の濃淡、滲み、そして筆致を駆使し、躍動する波
1.量子コンピュータとは何か量子力学の原理を使って動作する、新しいタイプのコンピュータのことです。通常のコンピュータは0か1の「ビット」(単位)で一つづつ順番に演算していきます。30年くらい前だと8ビット、16ビット、今時は64ビットとなり、ビット数が大きいほど演算能力が高くなりま
1. 未来を映す「デジタル分身」——万博で実証される新たな自分のかたちメディアアーティストの落合陽一さんは、2025年の大阪・関西万博において、個人の分身となるデジタルアバター「Mirrored Body」を初公開します。彼が描く未来社会では、実際の人間とそのデジタルコピーが連携し、現実と
主に、Adobe Photoshopでおすすめの、「生成塗りつぶし」の使い道について解説します。ソフトの操作方法などは各所で語られていますのでここでは「使い道」に絞ってご紹介します。動画もありますのでご参照ください。https://youtu.be/1h2t-pAVNRs【動画で解説】
日本一(世界一)早いdrupa2024速報世界最大規模の国際印刷・メディア産業展「drupa 2024」ドイツ・デュッセルドルフ市で開かれる世界 一の規模を誇る印刷関連見本市4 年に一度、オリンピックイヤー に開催されます。リアル開催は8年振り!!皆様に最新情報をお届けすべく弊社社
偽造防止印刷技術を得意としている会社は富沢印刷だけではありません。私たちの「ぎぞらーず®︎」のように各社が様々な技術に異なった名称をつけて宣伝しています。印刷を依頼される方にとっては、あの偽造防止印刷を頼みたいけど、いろいろな呼び方があったり、サイトに掲載されていなかったりでなんて呼べばいいかわか
紙幣の歴史=偽造の歴史?偽造防止印刷の最高峰はやはり紙幣ですが、お金の歴史はイコール偽造との戦いの歴史とも言えます。印刷ではありませんが、日本で最初の貨幣と云われる「和同開珎」が登場した奈良時代に「私鋳銭禁止令」が出された記録があることから、すでに贋金が出回っていたと考えられています。ここ
情報は、紙媒体を通して漏れています。ズバリ!それが不正コピーです!!公文書などでよく見かける「地紋」、ご存じですか?「地紋」が施された用紙をコピーすると、地紋が消えたり、背景に隠された文字がわかりやすく目立つように印刷されます。そのためその書類が「原本」なのか、それとも「コピー」な
1.ギロッシュとは?ギロッシュ(彩紋模様)とは、紙幣や商品券などによくみられる線や円形で構成された幾何学模様のことです。偽造防止の役割だけではなく、複雑な模様でデザインを華やかにすることもできます。ではこのギロッシュが偽造防止技術としてよく登場するのはなぜでしょうか?日本のお札にも
本やコピー用紙などは、木材チップなどを原料に作られる「パルプ」からできているので、水に濡れると破けてしまいますが、お札はポケットなどに入れたまま洗濯してもビリビリに破れることはありません。それは原料による違いが大きく関係しています。お札に使われている原料は?日本のお札は、みつまた(三椏)、ア