CMYKとRGB
CMYKとRGB、あまり聞き馴染みのない言葉ですよね。でも実はこれ、私たちの日常に当たり前にあるものなんですよ。この記事ではCMYKとRGBの違いと、CMYKで入稿しなければいけない理由を説明します。
そもそもCMYKとRGBの違いってなんだろう?
RGBとは
RGBは光の三原色と呼ばれ、R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の3色から構成されており、テレビやスマホなどの液晶画面はRGBによって色が表現されています。
CMYKとは
CMYKは色の三原色と呼ばれるシアン(Cyan)マゼンタ(Magenta)イエロー(Yellow)の3色にブラック(Keyplate)を加えたものです。印刷物ではCYMKのインクの割合を調節することで色が決まります。ですが、RGBより表現できる色数が限られています。
つまり、この2つの大きな違いは:
1. RGB……液晶画面(デジタル)
CMYK…印刷物(アナログ) で使われる色の表現方法である
2. 表現できる色数が RGB>CMYK なので画像より印刷の方が表現できる色数が少ない
ということです。
RGB入稿とCMYK入稿
では、なぜ印刷のときはCMYK入稿しなければいけないのか…、それは 2. の表現できる色数に理由があります。仮にRGBのまま入稿したとして実際できるものは画像で見た時よりくすんだ色になり、イメージ通りの色と全然違った…なんてことに。特に青や緑は劣化する可能性が高く、くすむと印象が大きく変わってしまう色のため注意が必要です。そのため、イメージ通りの色を印刷で再現したいのであれば、CMYKでデータを作成するか自分でCMYKに変換することをおすすめします。
RGBデータをCMYKへ変換するには?
とはいえ、Microsoft OfficeやCLIP STUDIO PAINTなどRGBで作ったデータをCMYKに変換するためには専用の有料ソフトが必要です。わざわざ購入するのは…といった方やCMYK入稿が難しい、そもそもよくわからない…という方でもお任せください。お客様に合わせて臨機応変に対応させていただきます! 富沢印刷ではRGBでいただいたデータを専門のデザイナーが変換・調整をして入稿データをお作りします。色校正をすれば確実に納得のいただける仕上がりになることでしょう。
これはどうかな?と思ったら、お気軽に富沢印刷までお問い合わせください。