型抜きの紙(用紙)やサイズ




型抜きの紙(用紙)やサイズ


さまざまな種類の用紙に型抜き印刷をすることができますが、まずどのような印刷物を製作するのかを決めてから、使用する用紙を選ぶことになります。うちわ・シール・容器などを製作するために、型抜き印刷が行われる時の具体例を紹介いたします。

うちわを製作する場合には、両面フルカラーで全面印刷を行いデザイン性の高いうちわを製作することもできますが、使用する用紙のサイズとしては使いやすさなどを考慮して、A4以内のサイズの用紙を用いて製作することがほとんどです。用紙の素材としましては、薄手のマットコート紙や厚手のアートポスト紙などが用いられます。さらに、水にも強くて耐久性に優れた用紙を使えば、より長く使用可能とすることができます。

シールを製作する場合には、半抜きと呼ばれる台紙は切り抜かずに、シールの部分だけを型抜きする技術が用いられます。使用する用紙は、1cm四方から30cm四方程度のものを型抜き印刷することがほとんどです。使用する用紙の種類としては、アート紙を中心として、P.P加工・透明性・光沢などを使用することができます。野外で使用するシールの場合には、さらに水と湿気に強くて破れにくい用紙が用いられることになり、素材の粘着度・耐水性・耐光性などを考慮して用紙を選ぶことになります。

型抜き印刷を行って容器を製作する場合には、目的に適した強度を持つために厚みをもった板紙が用いられます。A1サイズより小さくて厚み3mm以下の用紙に型抜き印刷を行うことが大多数となっています。

その他の用途における用紙のおおよその目安としましては、A1以下のサイズで厚みが0.1~3mm程度と考えていただければ良いと思います。より具体的な内容につきましては、使用目的・形状・数量などから、使用する用紙を決定することとなりますが、型抜き印刷の内容によっては使用可能な用紙の種類やサイズなどに制限が生じることに注意しなくてはなりません。


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